靴にカビを見つけたら、そのまま靴箱へ戻さず、ほかの靴から離して素材に合った方法で手入れすることが大切です。
久しぶりに履こうとした革靴やスニーカーに白や緑っぽい汚れが付いていると、「拭けばそのまま履けるの?」と困ってしまいますよね。
この記事では、靴にカビが生えたときの対処方法と、素材別に注意したいポイント、再発を防ぐ保管方法を紹介します。
靴のカビは表面だけを適当に拭いて終わらせず、汚れを除去して十分に乾燥させ、収納環境まで見直すことが重要です。
お気に入りの一足を必要以上に傷めず、同じトラブルを繰り返さないための判断基準が分かります。
靴のカビを見つけたときの正しい対処
靴のカビを見つけたら、すぐに強い洗剤をかけたり、水へ丸ごと浸けたりするのは避けましょう。
天然皮革、スエード、布製スニーカーでは適した手入れ方法が異なるため、まず素材とカビの範囲を確認します。
ほかの靴から離して屋外で作業する
靴のカビを見つけたら、最初に靴箱から取り出し、ほかの靴と離します。
表面のカビやほこりを払う場合は、室内ではなく風通しのよい屋外で作業したほうが扱いやすいです。
カビが付着した布やブラシをそのまま別の靴へ使い回すのも避けましょう。
使用後の道具はきれいに洗うか、使い捨てできる布を用意しておくと後片付けもラクです。
革靴は専用クリーナーを使う
革靴にカビが生えている場合は、革に対応したカビ除去用クリーナーを使う方法があります。
乾いた布などで表面のカビを優しく取り除いてから、商品の使用方法に従ってケアしてください。
家庭用の強い漂白剤や洗剤を自己判断で使うと、靴のカビだけでなく革の色や風合いまで変えてしまう可能性があります。
処置後は、靴の表面だけでなく靴底や内部まで湿気を残さないよう十分に乾燥させます。
スエードは毛並みを傷めないようにする
スエード靴のカビは、起毛部分を力任せにこすらないことが大切です。
乾いた状態でスエード用ブラシを使って表面のカビや汚れを落とし、必要に応じて起毛革に対応したカビ取り用品を使います。
一般的な革靴用クリーナーがそのまま使えるとは限らないため、対応素材を必ず確認してください。
薄い色のスエードは色ムラが目立ちやすいので、目立たない部分で試してから広範囲へ使いましょう。
広範囲のカビは無理に落とさない
靴のカビが表面の一部分だけではなく、内側や縫い目まで広く発生している場合は、自宅で完全に除去するのが難しいことがあります。
何度も洗剤を使ったり、強くブラッシングしたりすると、カビより先に素材を傷めてしまう可能性があります。
高価な革靴や思い入れのある靴、素材が分からない靴は、靴のクリーニングを扱う専門店へ相談する方法も検討してください。
靴のカビを繰り返さない収納のコツ
靴のカビを防ぐには、カビ取り後の手入れだけでなく、靴箱に湿気をためないことが重要です。
一日履いた靴は汗や湿気を含んでいるため、帰宅してすぐ密閉された靴箱へしまわず、風通しのよい場所で乾燥させてから収納しましょう。
靴箱へぎっしり詰め込むと空気が動きにくくなるため、靴同士の間に余裕を作ることもポイントです。
長期間履かない靴は、汚れを落として完全に乾燥させ、必要に応じて除湿剤や防カビ用品を活用します。
靴箱そのものも定期的に換気して、ほこりや湿気をため込まない環境を作りましょう。
靴のカビ対策まとめ
靴のカビを見つけたら、ほかの靴から離し、素材に合った方法で表面のカビを取り除くことから始めます。
革靴には革対応のカビ除去用品、スエードには起毛革に対応した用品を選び、強い漂白剤などを自己判断で使用するのは避けましょう。
処置後は十分に乾燥させ、靴箱へ戻す前に湿気が残っていないか確認してください。
さらに、履いた直後に靴をしまわない、靴箱を詰め込みすぎない、定期的に換気するといった習慣を続けることで、靴のカビが発生しにくい環境を作れます。
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